赤い石のブレス

赤い石のブレス
今日の名古屋は少し冷え込んでいます。

早くサクラが見たいな~♪と心待ちにしています*^-^*

先日オーダーでブレスをご依頼のお客様と打ち合わせをさせていただきました。

そのお客様の願いにはどうしても赤い石を入れなければなりませんでした。

ですが、お客様…赤い石は苦手、赤黒っぽい濃い色の石も苦手とおっしゃいます。

困りました
(/-_-\)

お客様の願いに少しでも近づけるようにするためには赤い石を入れなければならないし、お客様は赤い石は苦手だとおっしゃる。

願いに近づけるパワーを持っている石でもそのお石が好きでなければ身につけてもパワーを得ることはできないから、私は赤いお石を入れることを説得しませんでした。

ですが、これでは願いに近づけるパワーが弱くなってしまうので、他のお色でできるだけそれに近いパワーを持つお石で構成するということだけを伝えました。

とっても頭がよくで感受性が豊かなお客様です。

私のこの一言でご自身のトラウマ、そして願いを叶えたいと思いながらも、心のどこかでそのトラウマのせいで願いを叶えることの根本を自分自身で拒否していることに気がつかれたのです。

そして赤いお石を受け入れようとされました。

ご自身の一番の願いが実はご自身の中での地獄のようなトラウマととても深く関わりのあることだったのでもがき苦しんでいらっしゃったのでしょう。

そのことに気づき、ご自身でトラウマの根本になっているものを受け入れようとされました。
ブレスには赤い石をたくさん入れてくださいとご連絡があり、そしてこのブレスが出来上がりました。

赤いものへの恨みや苦しみしかなかったけれど、「赤いお石」というものが赤いものへの感謝の気持ちを気づかせてくれたそうです。

具体的に書くことができなくてすみません

無理をせずに感謝の気持ちで赤いお石をつけたいと思えるようになり、長年苦しんだトラウマも赤い石を受け入れることができるようになったことで少しだけでも楽になってくれることを願います。

赤いけれど優しいピンクも入っているとても温かいブレスです。

私もこのお客様のブレスを構成する過程でお客様の背負う苦しさがどれほどのものかということをたくさん感じさせていただきました。

そして、今…

このお客様の苦しみと全く同じ苦しみを持つ方が私の前に現れました。

人と人とのつながりというものは本当にすごいですね。

その方は私がこのお仕事をしていることも知らないし、ましてや同じ境遇で苦しんだ方から私がつい最近学ばせていただいたということも知らない…

ただ藁にもすがる思いで、この人なら助けてくれるんじゃないかと私に連絡をくれたのでした。
本能で何かを感じたのでしょうか。

このブレスのお客様との出会いがなければ、今、苦しみ泣いて私に救いを求めているその人の本当の辛さが私にはわからなかったかも知れない…

でも、お客様が赤い石は身につけることができない…
どうしても身につけることができない…
どれほどの苦しみだったかということを私に教えてくれたので、今泣いて苦しんでいる人がどれほど辛いのかということがよくわかります。

地獄のような苦しみの中でもがいているこの友人に私がしてあげられることがあるのか…と思いますが、できる限りのサポートをしたいと思います。

赤いお石のお客様には店長日記でブレスを紹介させていただくことの了解をいただきました。

同じ苦しみの中にいらっしゃる方に少しでも元気になっていただきたいというご好意から店長日記でのブレスの紹介をお申し出下さいました。

私はたくさんのお客様から本当に色々なことを教えていただき勉強させていただいています。

本当にありがとうございます。